忍者ブログ

バタフライナイフ

http://butterflyknife.blog.shinobi.jp/

2024/05/03 (Fri)

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2013/09/28 (Sat)

2013-09-12 10:20

愛犬が 息絶えた。
今月17歳になったばかり。突然の死だった。

前の日まで すこぶる元気で
ごはんもぺろりとたいらげて お散歩にもでかけていた。

朝8時すこしまえに てんかんのような発作で 倒れたのだった。
そのような発作は ひさかたぶりだったのだけれど
かつて経験していたような 数分でおさまる軽いものではなく
いつまでも普通の状態に戻らない ながく重たい発作だった。

もがき苦しんでいる犬を前にして 母が 『動画を撮ったら?』 と云ったのは
やがておさまったら獣医さんに連れていって 診ていただくこころづもりだったから。
まさか そのまま死んでしまうなんて おもってもいなかった。母も 無論わたしも。
どのみち カメラを向けることは わたしには出来なかったけれど。

てんかんを起こしている犬は 意識をうしなっているので
痛いとか苦しいとか 感じていないものらしい。
どこの犬に訊いたものだか知らないけれど それが本当なら少しは救われる。
まわりの人間に出来ることは ほとんど無かった。
ぶつかりそうなものをどけて 見守ることくらいしか。

ながいこと足をばたばたさせていたけれど だんだんにうごかなくなってしまった。
どんどんしずかになって 呼吸も止まってしまったようだった。
母が 心臓マッサージを試みたけれど だめだった。
倒れてから2時間以上たたかっていたけれど そのまま意識が戻ることなく 旅立ってしまった。

ちょうどこの日は 休日だった。
家族で囲んで 体を撫ぜてやりながら おわかれすることができたのは 幸いなことだった。

まえの2匹もお世話になった ペット霊園宇都宮 というところで 火葬してもらった。
ほかの2匹の骨壷は 菊の花の地模様の しろい袋にいれてもらったのだったが
今回は 桜の花の地模様の うすいピンクいろの袋。
あの子らしくて かわいらしい。

我が子のようにおもって可愛がっていた3匹の犬たちを すべてうしなってしまった。
18年ぶりに 犬のいないお部屋は とてもしずか。
犬とともに暮らした この18年間は かけがえのない宝物のような日々だったなあ
と しみじみ思い返している。

uran
††
at the crossing
PR
91 |  90 |  89 |  88 |  87 |  86 |  85 |  84 |  83 |  82 |  81 | 

Profile

HN:
cica
性別:
女性

Archive

 

Script:Ninja Blog Skin:Shining D
忍者ブログ [PR]