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バタフライナイフ

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2024/04/29 (Mon)

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2015/07/23 (Thu)

パウル・クレー

宇都宮美術館 『パウル・クレー だれにも ないしょ。』 という展覧会。

パウル・クレー むつかしかった。
音楽記号のフェルマータとか 矢印とか 数字とか 十字架とか。
『三重唱』とか 『赤のフーガ』とか 音楽的な作品も ちらほら。
けものが2匹描かれているようすの絵を ちかづいてよくみるとなんびきも蛇がみえたり。
(『彼女は吠え、僕らは遊ぶ』)
おもてとうらで ぜんぜん趣のちがう絵が描かれていたり。(『無題[子どもと凧]』 『無題[花と蛇]』)
『ポップとロックのたたかい』という絵は どちらがポップで どちらがロックなのか。
みればみるほど 謎は深まるばかりなのだった。

宮城県美術館所蔵の 『橋の傍らの三軒の家』という絵が とってもよかった。
会期中展示替えがあって 8月9日までの展示なので みられてよかった。

パウル・クレーさんの言葉 めもめも。

『この世で僕を捉まえることはできない 僕は死者たちのもとに そして未だ生まれていない者たちのもとに 住んでいるのだから ―クレーの墓碑銘より』

『この世が恐怖にみちていればいるほど(まさに今日のように)、それだけ芸術は抽象的になる。現世的な芸術は、逆に、幸福な世風のもとで生まれ育つものだ ―日記 1915』

『何ものにも捉われない。ヤー(ja)でもなくナイン(nein)でもない。反ファシスト芸術なんてものもありません。あるのはただ芸術のみ。―妻リリー宛書簡 1936年6月17日』

ミュージアムショップで ポストカードを 2枚 買い求めた。

★ 『墓地』
★ 『彼女は吠え、僕らは遊ぶ』

2015072301
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