県議選

投票所は　卒業した小学校。
2年生の途中で転入して　通いつづけた　思い出深い場所であるので
投票にでかけるのは　じつに愉しみなことなのだった。
なつかしく　あちこち　みてまわる。
水飲み場　渡り廊下　桜の樹。

愛のかけら

『宇都宮美術館開館10周年記念展 シャガール、その愛のかけら』　という展覧会。

シャガールという画家について　じつは今まで　あんまり興味が無かった。
幾度か目にする機会はあったのだけれど　それほど心惹かれなかったのだった。
さまざまなモチーフがちりばめられた絵に　散漫な印象さえ持っていた。

受付で　宇都宮美術館のひとがイラストを描かれた　鑑賞ガイドをいただいた。
とてもユーモラスで　とてもかわいらしい。

『パイプを持つ男』　という絵は　絵の裏側も観られるように展示されていた。
裏側には　『静物』　が描かれているのだった。
絵の周りを　くるくる　観てまわった。

『青い恋人たち』　という絵は　ひときわうつくしい絵だった。
その手前に　『青い恋人たち』　と　まるでおなじ構図の絵があった。
おなじように　恋人たちと　月と　花が　描かれている。
『青い恋人たち』　よりも　幾分やわらかい色調。
いたく気に入ったのだったが　なんというタイトルだったか　失念してしまった。

展示室のさいごには　シャガールさんの手の写真があった。
たくさんの絵を生みだした　しわしわの手。

解説を読みながら　丹念に観てまわった。
シャガールの絵のなかには　愛がちりばめられている
ということが　わかった。

ミュージアムショップで　ポストカードを　2枚買った。

★　『緑、赤、青の恋人たち（街の上で）』
★　『青い恋人たち』

type L

あたらしいパソコンが　届いた。

いままで使っていたVAIOが　こわれてしまったのだった。
起動は出来るのだけれど　画面がずっと真っ暗なままなのだった。
バックライトだか　インバータだか　そのあたりのところが故障したものらしい。
蛍光スタンドの光で画面を照らして　よくよく顔を近づけてみると
文字や画像がうっすらみえて　ようやっと判読できるような状態。
2002年11月に購入してからというもの　まいにちまいにち　実によく働いてくれていた。
こわれてしまったのも　無理もない。

あたらしいパソコンも　VAIOを選んだ。
ノートパソコンとも　デスクトップパソコンとも　すこしちがっていて
ボードPCというなまえの　あたらしいかたちをしている。

しみずとし

県立美術館　『清水登之のすべて』　という展覧会。　
120点に及ぶ作品が　常設展2階のスペースまでつかって　展示されていた。
清水登之さんの作品ばかりでなく　お友達や御家族の作品も　ちらほら。
栃木県ゆかりの　馴染み深い画家なので　いままで目にする機会も多かったのだけれど
たくさんの作品を　いっぺんにみることが出来て　よい展覧会だった。
時代ごとに　ずいぶん雰囲気がちがうのだということが　わかった。
シアトル時代の絵は　ふだん見慣れている作品よりも　ずっと写実的だった。
パリ時代の絵は　ひときわ　うつくしかった。
つやつやと　なめらかに　塗りかさねられた絵の具のようすに　見蕩れた。
戦争時代の絵は　眺めていると　ぞわぞわした。
こころに訴えかけてくる　ちからづよいもの。

常設展示室では　『華麗なるマイセン磁器再び』　という特別展示をみることができた。　
以前鑑賞して　存外おもしろかったおぼえがあったので^*1　なつかしく　みてまわった。
ひどく緻密な昆虫の絵が描かれた皿　ちいさな花がたくさん貼り付けられている磁器。

*1　http://www33.ocn.ne.jp/~butterflyknife/diary/200502.htm

P702iD

あたらしい携帯は　妖しく　やさしく　ぴかぴかひかる。
携帯を閉じたらひかるしくみなので　意味無く閉じたり開いたりしている。

仏舎利塔

丘のうえにあるカフェで　豪勢なランチをいただいたあと　ひろい公園を　お散歩。
公園には　ながいながい　ローラーすべりだいがあった。
すべりだいをみつけたら　すべってみないわけにはいかないのだった。
ローラーのうえを　たいくすわりで　つま先でブレーキをかけながら　そろそろすべった。
こわごわ中程まで進んだところ　うしろから　ちびっこが　続いてすべってきた。
おしりのしたに　ダンボールを敷いて　すべりおりていらっしゃる。
ぶつかってしまっては大変なので　たいくすわりをやめて　ぺたんとおしりをつけてみたら
たいくすわりと違って　ちっともブレーキが利かなかった。
こどもの時分には　もうちょっと緩やかなスピードで華麗にすべっていたようにおもうが
おとなになって　ずいぶん重たくなっているので
おそろしいスピードで　すべり落ちるのだった。
ローラーが　ごろごろ当たって　おしりが痛かった。
ローラーすべりだいには　ダンボールが　必要。

宇都宮には　ながいこと住んでいるのだけれど
仏舎利塔を見学するのは　はじめてだった。
うつくしい　まっしろな建物のなかに　金色の仏像が　ちんまり座っていた。