水草

店の前に置いた　壷だか甕だか　そのようなもののなかに
カモンバを植えて　オオサンショウモを浮かべた。
カモンバに　陽が当たり　気泡がうまれるようす。
オオサンショウモの　毛の生えた葉の表面に　水滴がひかるようす。
メダカたちは　ますます元気に　水草のあいだを　泳ぎまわっている。

メダカ

メダカを　飼いはじめた。
店の前に置いた　壷だか甕だか　そのようなもののなかに
砂利をいれて　ホテイアオイを浮かべて
隠れ家になるのであろう　ちいさな素焼きの植木鉢をいれた。
メダカたちは　たいへん元気に　泳ぎまわっている。
元気が良すぎて　カメラのなかに　なかなかうまく　収まってくれない。

第93回足利花火大会わたらせサマーフェスタ

去年みにいった　足利の花火を　今年も　みにいった。
今年で104年目　93回目を迎える　花火大会。30万人ものひとが　あつまっている。
”花火大会をみるなら本部席の近く”　という　妹のおしえを　今年もちゃんとまもり
たいへん良い位置に　陣取ることが出来た。
3時過ぎまで働いていて　おひるごはんもいただかずに駆けつけたので　おなかぺこぺこだった。
立ちならぶ屋台を　一軒一軒みてあるき　あれこれ買い求めた。
フランクフルト　チーズボール　もちポテト　たこやき　やきそば　広島焼　とりのからあげ
ハワイアンシェイブアイス。
さんにんで　わけっこしていただくにしても　いささか買いすぎだった。
ハワイアンシェイブアイスは　ひとりひとつ　買い求めた。
雪のようなふわふわの氷の　あたらしいかき氷なのだった。
希望のフレーバーを告げると　うつくしいボトルに入ったシロップを　かけてくれる。
妹たちは　ブルーラズベリーと　ピンクグレープフルーツを　おねがいして
わたしは　ピーチを　おねがいした。
そうして　さんにんで　わけっこして　いただいた。
どれもこれも　果物の風味豊かで　おいしいのだった。

草の生えた土手で　寝そべったり　なにか食べたりしながら　花火を堪能した。

ときどき　デジタルスチルカメラで　花火を　ぱちぱち撮った。
わたしはやっぱり　昔ながらの　一色の花火のほうが　すきなようすで
淡い色の花火が　きらきらひかりながら　滝のように流れて　はかなく消えていくさまばかり
カメラのなかに　収めていたのだった。

薮萱草

なまえがわからない草の　なまえがわかった。
君子蘭のようなかたちに生えてくる　君子蘭よりもずいぶんうすっぺらい
謎の草は　春からずっと　謎だった。

だんだん茎が伸びてきて　蕾がたくさんできた。
蕾は　徐々に　黄色っぽく　オレンジ色ぽく　色づいた。
どうやら　百合に似た花が咲くようすだった。
いんたねとで　花の図鑑をみてみる。
ニッコウキスゲ　ユウスゲ　ノカンゾウ　ヤブカンゾウ
いくつか　それらしい花を見つけたのだったが　いったいどれなのか　わからなかった。

今朝　花が　ひとつ咲いた。
濃いオレンジ色の　八重咲きの花。
ヤブカンゾウというなまえだと　わかった。

苧環

なまえがわからない花の　なまえがわかった。
いんたねとを　あちこちみてあるいて　苧環なのだとわかった。
苧環という花は　まえから知っていたけれども
知っていた苧環とは　ずいぶん花のようすが違っていたのだった。
八重咲きのものもあるのだということを　おぼえた。

恥ずかしそうに俯いて咲く花のようす。特徴的な王冠みたいな種のかたち。

高枝切りバサミ

3mの長さまで伸びる　高枝切りバサミを　手に入れた。
去年　ホームセンターの売り場で　べつの高枝切りバサミと比較検討の末に
惜しくも購入に至らなかった品^*1を　ついに購入したのだった。
これで　伸びすぎた金木犀の天辺にも　届くことができるだろう。

*1　http://www33.ocn.ne.jp/~butterflyknife/diary/200506.htm

花のなまえ

スーパーまで　あるいてでかける。犬たちは　置いてゆく。
3キロも4キロも歩かせるには　犬たちは　いささか歳を取りすぎている。
家のまわりをぐるりと散歩したくらいで　たいへん満足したようすになるので
さっさと散歩を済ませて　寝かしつけてから　でかける。
夕暮れのなかを　ひとりぽっちで　あるいてゆく。
道すがら　花の写真を撮る。お気に入りの花。はじめて見る花。
買い物を済ませて　家に帰りついたなら　いんたねとで　花の図鑑をみる。
なまえを知っていた花の　別のなまえを知ったり
なまえを知らなかった花の　なまえを知ったりする。
なまえがわからないままの　謎の花もある。

廿日大根

種を蒔いて　ときどき水をやって　しばらく放っておいたなら
はつか大根が出来上がっていた。みっつほど収穫して　おいしくいただいた。
ちいさな種だったものが　おいしいたべものになることの　神秘をおもう。