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バタフライナイフ

http://butterflyknife.blog.shinobi.jp/

2010/08/05 (Thu)

イノセンス―いのちに向き合うアート

県立美術館 『イノセンス―いのちに向き合うアート』 という展覧会。

ハンディキャップを抱えたひと 独学で絵を学んだひとの作品と
障がい者のアートに関わる作家さん 現代アートの作家さんたちの作品を
区別することなく ともに展示するという趣旨の 展覧会。

清野ミナは カラフルな 地図みたいな 作品。
坂上チユキは 緻密な ペイズリー模様みたいな 作品。

篠原佳尾の 『題名不詳』。
わたしには ちょうちょにみえた。

小原久美子は 模造紙を ちょうちょやとんぼのかたちに切って
色紙を モザイク模様みたいに 貼り付ける。
壁一面に たくさんちょうちょがいたので ちょうちょ好きおおよろこび。

秋山俊也は 電柱ばかり描く。
西沢彰は 飛行機ばかり描く。

舛次崇は 枯れた植木鉢ばかり 8年描きつづけたという。
大胆な 色づかい。アフリカぽい 色合い。

佐々木卓也は 造形作家。
独特のポーズの 女性像を中心に展示されていたのだが タイトルが謎。
『ピカソの女性(なつきちゃん)』 (ん? 日本人なの?)
『外国の女性(ゆみかちゃん)』 (んん? 日本人なの??)
『プードルの頭の女性(プードルとネコ)』 (もうなにがなにやら)

丸木位里のおかあさん 丸木スマは
70歳を過ぎてから 絵筆を握ったという。
丸木位里のいもうとさん 大道あやの作品と あわせて展示されていた。
丸木スマ 『簪』 大道あや 『しかけ花火』 は
屏風に描かれた作品で ならべて展示されていたのだったが
どちらも仔細に描かれた力作で たいへん見ごたえがあった。

草間彌生は 『愛はとこしえ』シリーズ50点のうち 34点が 展示されていた。
壁3面に ずらり34枚のパネルがならんでいて 圧巻だった。

この日 いっとうたのしみにしていたのは イケムラレイコ。
ブロンズ像の 『Figura m&m』 と 絵コンテみたいな 『島の女#1~#8』 は
期待していたかんじと ちがっていたけれど
油彩で描かれた 『M-scape』 は じつに見事だった。
暫く絵のまえに立ち尽くしたり なんども絵のまえにもどって観たりした。
もえるような 赤。くっきりはっきり赤いのに きえそうな おんなのこ。 

奈良美智は 紙に描かれた作品と 陶器の作品が あった。
紙に描かれた作品は らくがきみたいな 陶器の作品のイメージ図みたいなもの。
なにかのプリント(学校で配られるような 町内会でまわってくるような プリント)の
裏のしろいところに描かれていて 表の文字がちょっと透けてみえてるんだけど
額に入れられているので 表側は みえない。
なんのプリントなのだか じろじろ みてしまった。
陶器の作品は おおきいものも ちいさいものも あった。
おおきいものは まわりを ぐるぐる みてまわった。
『月頭巾』 は 裏側にも顔があって とってもキュート。
ちいさな作品の 『舌だし富士壷』 と 『十字架の山』 が かわゆかった。
『子ども店長』とか 『子ども山田くん』 とか ふざけたタイトルの作品もあった。

常設展は さらりと 鑑賞した。
見覚えのある作品が多かったけれど 長沢秀之の作品は はじめて観た。
あたたかい色の たくさんの点々が うつくしかった。
たしか 『皮膜6』 とかいうタイトルだったとおもう。

INNOCENCE - ART towards LIFE
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2010/07/14 (Wed)

薮萱草

Hemerocallis fulva form. kwanso

月命日。

薮萱草が 咲いた。

2010/06/30 (Wed)

カルガモ

Spotbill
Spotbill

カルガモの親子 おさんぽちう。

2010/06/20 (Sun)

おわかれ

犬は 火葬した。

都合により 翌々日まで 自宅に安置した。
あたまとおなかを中心に ドライアイスや氷を駆使して 冷やしつづけた。
亡くなった場所が 獣医さんだったので
死の直後に 適切な処置をしていただけたのは 幸いだった。
死の直前 なにも食べられなくて おなかがからっぽだったのも 幸いだった。
おかげで いい状態を 保てたとおもう。

犬を看取るのは はじめてのことだった。
死んだ犬のつめたさを知り 死後硬直の硬さを知り
一日くらい経つと 硬直が解かれるのを 知った。
枕飾りをこしらえたり お花を飾ったり。

獣医さんの待合室で その時が訪れたとき
わたしは まさか死ぬとは おもっていなかったのだ。
ちょっと様子がおかしいだけだと おもっていた。
それと気づかぬうちに 逝ってしまった。
気づいたときには 死んじゃってた。
あの時 もっと撫ぜてあげれば よかった。

二晩 遺体のとなりに 眠った。
ときおり話しかけたり つめたい頬にチュウをしたり
耳のうしろの ふわふわやわらかいところを 撫ぜたりした。

いもうとたちが 電器屋さんで ダンボールを貰ってきてくれた。
電子レンジが入っていた おおきな箱。
そのままでは 高さがありすぎたので 半分の高さに切った。
りっぱな 棺が 出来上がった。
納棺の儀を 執りおこなった。

ペット霊園宇都宮 というところで 火葬してもらった。
お経が流れるなか 棺のなかにお花を納めて お焼香した。
お骨をひろうときには 骨の説明も してくださった。
サービスで 日曜日の地方新聞に おくやみが載った。
人間並みに 丁寧に対応してくださった。
満足のいく いいおわかれが 出来た。

遺骨は 暫く お部屋に置いておくつもり。
あと2匹 老犬を飼っているので
ゆくゆくは 骨壷を みっつ 並べてやろうと たくらんでいる。

Remainsnews paper 2010-06-20

2010/06/14 (Mon)

2010-06-14 18:30

愛犬が 息絶えた。
去年 危篤になった犬とは 別の犬。
(去年危篤になった犬は 今ではぴんぴんしている)

15歳 闘病中の死だった。

3月のおわりに 病を得て
週に1度くらいのペースで通院して お薬をいただいていた。
膀胱炎のような症状が 続いていた。
おなかに 腫瘍が いくつも出来ていた。

病状が進んだのは 6月に入ってからのこと。
6月4日 おなかの腫瘍が 急に あかく腫れあがった。
尿が まったく出なくなって 獣医さんへ。
尿道にも腫瘍があるようすで カテーテルが 通らなかった。
おなかに 直接針を刺して 尿を抜いてもらった。
その日から 連日 通院することとなった。

腫瘍の炎症を鎮めるおくすりを 毎日 注射していただいた。
腫瘍の腫れが みるみる引いて 尿が出るようになった。
寝ているときにも 垂れ流すほど出るようになって
たいへん喜ばしかったのだったが だんだん
食欲が無くなり なんにも食べなくなった。
食べない犬は どんどん 弱っていくのだった。
じぶんで立ち上がれなくなり 立たせてあげても倒れるようになり
後ろ足が利かなくなり つづいて前足にも力が入らなくなった。
寝たきりで うごけなくなった。
ごはんも お水も シリンジで与えることとなった。
処方していただいた流動食を 強制給餌。
まもなく 流動食さえ 受けつけなくなった。
はじめのうち 舌をうごかして おいしそうに飲み込んでくれたのだったが
流し込んでも まるで 口をうごかしてくれなくなった。
みじかい看病生活を振り返ってみると この時が いっとう辛かった。 
シリンジで 無理矢理口に流し込みながら ぽろぽろ 涙が零れた。
腎不全の疑いが強まり お水だけあげて食べさせなくて良くなったときには
ずいぶん 気持ちが楽になった。
寝たきりになってしまっても 毎日の通院は つづいた。
注射をしていただくと すこし元気になるようにも思えた。
胃薬とか 皮下補液とか 呼吸が楽になるおくすりとか
休診の日さえも とくべつに診てくださって
さまざまな治療をしていただいて ありがたいことだった。

6月14日 亡くなった日
その日の朝は 前日よりも 元気があるようにみえた。
ずいぶん落ち着いたようすで ときどき あまえた声で吠えた。
声をあげて吠えるのは ひさかたぶりのことだった。
お水をシリンジで飲ませたり からだの向きを変えてあげたりすると
おとなしくなるのだった。
今思えば 犬は死を予感していて 不安で吠えていたのかもしれない。
ひるまのあいだ とてもおとなしく おりこうさんに 横たわっていた。
夕方 いつもの時間に 獣医さんへ。
いつものように 抱っこして 連れて行った。
獣医さんの待合室で 診察の順番を 待っているときだった。
なんだか 様子が おかしくなった。
幾度か 口をぱくぱく動かすのだが 声は出ないのだった。
ぜんぶの足を ちからづよく踏ん張って そして 突然 だらんとした。
『あれれ?』 とおもっていたら わたしの足元が あたたかく濡れた。
からだのちからが ぐにゃりと抜けて 最期の排尿をしたのだった。
診察の順番が来て 名前を呼ばれたけれど 立ち上がることが出来なかった。

わたしの腕のなかで しずかに 息をひきとった。
しずかな しずかな 最期だった。

とちゅう 『もう通院はやめて自然にまかせて自宅で看取ろうか』 と
よわい気持ちになったことも あったのだった。
抗生物質を注射して 無理矢理給餌して 生かしつづけることは
犬にとってしあわせなことなのか 疑問におもってしまったことも あったのだった。
挫けずに さいごまで通院して 出来る限りのことをしてあげられて よかった。
あかく腫れあがっていた腫瘍も 亡くなるときには
すっかり腫れが引いて きれいな肌の色になり ちいさくなっていた。
痛々しい姿で旅立たせずに済んで 苦しまずに済んで よかったとおもう。
さいごに 獣医さんたちにも撫ぜてもらえて しあわせな犬だった。

きらきらひかる白い毛の うつくしい犬だった。

Laughing

2010/05/13 (Thu)

小倉遊亀

宇都宮美術館 『没後10年 小倉遊亀展』 という展覧会。
ふたつの展示室を 順繰りに 観た。

ひとつめの展示室は 人物画がメインだった。

『娘』という作品は 浴衣姿の気の強そうなおんなのひとが描かれていて
傍らに 壷が置いてあるテーブルがあるのだったが
そのテーブルに敷いてある しろいレースの敷物が
ひどくこまかく描かれていて 素晴らしかった。
『浴女その一』は ふたりのおんなのひとが入浴しているようすを描いたもの。
微妙な濃淡で描きだされた 浴槽の水面のようすが たいへん見事だった。
『径』という作品には 母親と こどもと いぬが 描かれている。
こどものかりあげ頭や いぬのくるんと丸まった尻尾が かわいらしい。
100歳を越えてから制作されたものも ちらほら あった。
『如来』とか『菩薩』とかの書や 好んで描かれた梅の花の絵。
梅は まいとし春がやってきたら いっとう先に描いたらしい。
105歳まで 絵筆を握っていたんですって!

ふたつめの展示室は 静物画がメインだった。

梅とか椿とか庭のさまざまなお花や お台所の果物や
おきにいりの古九谷などのうつわが 描かれていた。
生涯 2点しか描かれなかったという風景画のうちの 1点が出品されていた。
静物画のほうの展示室に それは 在った。
あおい壮大な富士山の麓に 牛さんたちが放牧されているようすを描いた
『青巒(せいらん)』 という作品。
そのほか 雑誌の表紙や 小説の挿絵なども 展示されていた。

髪の1本1本まで繊細に描かれているようす
身近なひとやものを題材にしているようす
歳をかさねても淡々と画業に取り組んでいたようす
小倉遊亀は すこぶる 好みの画家だった。

はてさて 帰りがけに ミュージアムショップで
気に入った絵のポストカードを 買い求める慣わしなのだったが
今回は たいへん 悩んだ。
いくつもあった 梅やらなんやらの お花の絵のポストカードは
どれもこれも素敵で どれを買ったらよいものやら こころが定まらず
結局 どれも 購入に至らなかった。
こころを鬼にして 2枚だけ 買い求めることにした。
『径』 と 『青巒(せいらん)』。
いぬの可愛らしさと 富士山と牛の描かれた絵の清々しさが
どうにも こころを 捉えたのだった。
とくべつに コットンバッグも 買い求めた。
『径』に描かれている ちゃいろい柴犬が プリントされている。

Ogura Yuki
joie de sens
Ogura YukiSingle Winged Angel Holding His Heart

2010/05/08 (Sat)

ミナミヌマエビ

ボトルアクアリウムに ミナミヌマエビが なかまいり。
四六時中 つまつまと なにやら ついばんでいる。
あしのうごきや およぎまわるようすが 異様に速くて おそろしい。
いつのまにやら おなかに たくさんの卵を ぶらさげていた。
ふえるつもりらしい。おそろしい。

Neocaridina denticulata denticulata
Tanichthys albonubes

2010/03/05 (Fri)

ボトルアクアリウム

ボトルアクアリウムを はじめた。
梅酒をつくるような ガラスの瓶を 買い求めた。
いいかんじのしろい砂を よく洗って 敷きつめた。
水草は マツモと ウィローモス。
マツモは 浮かべるだけでよいし 葉っぱのようすが とてもすき。
ウィローモスは こまかくちぎって 竹炭に巻きつけた。
木綿糸で ぐるぐる巻きにした。
1ヵ月くらい経つと 活着するらしい。木綿糸は 水に溶けるらしい。
お水は そとのメダカ鉢から わけてもらった。
メダカ鉢のなかでは 冬の寒さにも負けず メダカちゃんたちが元気に暮らしている。
こなれた お魚のために良いお水が 漬物樽いっぱいに あるのだった。
水温が落ち着いたころ 水合わせをおこなって アカヒレ5匹を投入。
アカヒレは 数日前 ホームセンターで衝動買いしたのだったが
しばらくのあいだ ちいさな金魚鉢に入れられていて 窮屈そうだった。
ひろいボトルのなかを きもちよさそうに 泳ぎまわる。
カメラのなかに なかなか 収まってくれない。

つくえのうえに いきものがいるというのは 思っていた以上に すばらしい。
アカヒレちゃんたちが 泳ぎまわるようすには 時間を忘れて見蕩れてしまう。
マツモやウィローモスや竹炭から こまかい気泡がうまれて
立ちのぼっていくようすも うつくしい。
もうすこし水草をふやそうかしら とか
ほかのいきものも投入してみようかしら とか
あかりは電気スタンドよりもクリップライトのほうがいいかしら とか
あれこれ思い巡らすことも 愉しい。
Tanichthys albonubesBottle Aquarium
Tanichthys albonubesTanichthys albonubes
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